レースの延期が続く中、ヤマハペトロナスSRTとの契約に向け準備を始めたバレンティーノ・ロッシ選手だが、どうやら私生活でも身を固める準備を始めたようだ。
もちろん、社会的な状況を見なければならないが、今年中に結婚するのではないかとの情報が入っている。ライフイベントの転換期を迎えている彼の現在の状況を探ってみよう。
ロッシのお相手、フランチェスカ
バレンティーノ・ロッシが「身を固めるらしい」との情報は、イタリア全土でメジャーな情報誌が伝えたもので、かなり信憑性があるようだ。
ロッシ選手は、母親と彼女フランチェスカ・ソフィア・ノベッラさんと同居している。つきあって4年になるが、長い恋愛関係を拒んできた彼にとっては珍しいことだった。
自身のチーム存続についての回答を迫られる中、都市封鎖が行われ、レースが延期、今後のライダーとしての戦略や計画の立て直しを余儀なくされていた。
練習中止の中、導き出された将来

ただこの都市封鎖による規制が、彼の転機となった。レースから離れ、トレーニングや練習もままならず、その分将来について落ち着いて考える時間ができたようだ。その中で、彼女との結婚も視野に入れているということらしい。
もちろん社会的な情勢もあるためハッキリと日時までは決めていないが、今年中には結婚になるのではないかと報じている。
気が早いことだが、週刊誌では子供のことは考えていないようだと報じている。彼はまだ、走ることを考えており、ヤマハペトロナスSRTとの契約も始まったばかりだ。
ロッシ「子供のことは考えていない」
実は、彼は以前イタリアの有名な歌手とラジオ対談し、子供について話している。そのときは、自分が走っている間は、子供のことは考えていないとハッキリ答えている。
「エンツォ・フェラーリ(フェラーリの創始者)は、レーサーが父親になったら、1周につき1秒遅れる、1周遅れたら台無しだって言っている」と話したという。
つまり、自分がライダーであるうちは、子供のことを考える余裕がないと解釈できる。レースをしたい、走りたい、その思いが強い。走ることに集中したい気持ちが伝わってくる。
ヤマハペトロナスSRT、現在の状況
現在は、ヤマハペトロナスSRTとの2年契約を進めており、現段階では実務的な部分で話をしたとチーム側は述べている。
封鎖が解除されていないこともあり、状況をみて今後はスポンサーも含め、ロッシ選手と直接会って話を進めていくという。
メーカーが同じだけあって、お互いが全く知らないわけではないが、今後様々な調整が必要になってくる。受け止める準備はできているようだ。
専門家の声、ファンの声、ロッシに届け!

MotoGP関係者やエンジニア、ファンなども含め、やはり最後まで走りきってほしいという声が少なくない。
たしかに1時代を築いたことが過去になり、今はマルク・マルケス選手が新たな時代を作り出している。しかし「生きる伝説」としての能力を、ここで消してしまうことはない。大好きなレースを走ってほしいという声が多い。
彼の功績だけでなく、人柄がそうさせているのだろう。新しいチームで、ロッシ選手が活躍できることを期待しよう。
コメント